ハイキングに行ってきました。<2001年5月19日>

大台ケ原



大台ケ原へ日帰りのバスツアーに参加した。
天気が良かったせいか、大台ヶ原の駐車場は観光バスとマイカーで一杯になっていた。
早速、弁当を受け取り出発。駐車場の人ごみから開放され、静かな森林浴を楽しみながら、日出ヶ岳へ向かう。日出ヶ岳の稜線に出ると視界が一度に開ける。立ち枯れの巨木が目立つ。それと、数年前にはなかった木の階段が山頂まで続いていた。
日出ヶ岳からは、360度の眺望。遠くの山を眺めながら弁当を食べる。ビールが美味しかった。
山頂にシャクナゲが咲いていた。ピンクの花が色鮮やかで、思わずカメラを向けた。最高の時期に来る事が出来た。
正木ヶ原は、立ち枯れの木々と緑の下草が異様なムードを作っている。別世界へタイムスリップしたような不思議な景色。
人が多くなってきたので大蛇ぐらまで急ぐ。途中、カモシカが私達のすぐ近くを通り、嬉しい気分になった。
大蛇ぐらは、予想通り混雑していた。先端まで行く。クサリを頼りに深い谷底を覗くとちょっと恐い。岩登りの気分を少しだけ楽しんだ。シオカラ谷への下りではシャクナゲが満開で、花のトンネルを歩いているようでした。
予定通り、集合時間(3時40分)の20分前に駐車場へ戻った。


  <データ>
[行った日]  2001.5.19.(土)
[天   候]  晴れ、時々曇り
[最寄り駅]  近鉄南大阪線・大和上市駅
(バスで約1時間30分)
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  <コース>
駐車場 − 日出ケ岳 − 正木ケ原 − 尾鷲辻 − 牛石ケ原 − 大蛇ぐら

− シオカラ吊橋 − 駐車場 (徒歩約9km、4時間のコース)

    


原生林の中を歩く。
源流の石には「コケ」が生えている。

   

日出ヶ岳からの眺望。
(左)この方向に下ると大杉谷へ出る。


  

山頂に咲いていた「シャクナゲ」。
太陽の光を燦燦と浴び、花びらが輝いていた。


  

正木ヶ原
立ち枯れした木々が幻想的なムードを演出している。
数十年前の伊勢湾台風で枯れたらしい。
自然の脅威と偉大さを感じる。


   

牛石ヶ原周辺
(左)カモシカが数頭、目の前に現われる。
(右)牛石ヶ原はハイカーがいっぱい。


   

大蛇ぐら
ちょっと恐いけど、楽しいところ。
天気が良かったので、谷の深さを身近に感じた。


 

シオカラ谷へ下る途中の「シャクナゲ」
ピンクの花びらが実に鮮やかだ。

シオカラ谷の吊り橋。
谷に下りて、小休止。
沢の水に手をつけると、冷たく気持ち良かった


大台教会山の家が見える。(今は、名前が変わっている?)
駐車場まで、あと少し。


  

(左)名前がわからない。
(中、右)スミレ。



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