2014年秋 三徳山投入堂ハイク
「現地案内人とめぐる 国宝・三徳山投入堂ハイク」 へ行ってきました。 クラブツーリズムの日帰りツアーです。 三徳山は、706年(慶雲3年)役行者(えんのぎょうじゃ)が修験道(しゅけんどう)の行場として開いたのが始まりとされています。 宿入橋から投入堂(標高520m)まで、標高差200mを登ります。修験の道は変化に富んで険しいけれど、十分楽しめました。 |
[行った日] 2014.9.28(日) [天 候] 晴れ --------------------------------------------------------------------- <行程> 新大阪駐車場(7:30発) − 三徳山三佛寺(三徳山入口から投入堂まで往復します。) − 本堂 − クサリ坂 − 文殊堂(重文) −地蔵堂(重文) − 投入堂(国宝) − 三徳山入口 − 新大阪駐車場 |
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本堂の前で現地案内人より、登山の注意事項を聞く。
登山受付事務所で靴と服装のチェックを受けます。
革靴などの場合は、わらじ(800円)を購入して登ることになる。
宿入橋と大きな注連掛杉が見えてきました。
十一面観音堂(県指定保護文化財)。
屋根にはコケが生えて、いかにも古そう。
カズラ坂を登る。急坂でよく滑る。
可愛い花が咲いていました。
クサリ坂を右に見て文殊堂(国の重要文化財)へ。
狭くてかなり傾斜がある。
文殊堂の狭い舞台を一周します。
眺望が素晴らしい。
地蔵堂(国の重要文化財)
鐘楼堂(県指定保護文化財)。
ツアーの代表が鐘を突き、皆で合掌しました。
その昔、重量2tの鐘をどのように運び上げたのか、今だ謎となっています。
馬の背、牛の背を通り、納経堂、観音堂へ。
納経堂(国の重要文化財)。
岩陰にひっそりと立っています。小さい建物です。
13:40 観音堂(県指定保護文化財)に到着。
元結掛堂(県指定保護文化財)。。
投入堂(国宝)、平安時代後期の建物。
絶壁の岩の壁に、どのようにして建てたのか、当時の建築技術の高さに驚きます。
そして、建物がとても美しいです。
鐘楼堂まで下ってきました。
紅葉の季節も良いでしょうね。
宿入橋の入口にある、注連掛杉。立派な杉です。
15:10 三佛寺本堂に到着。
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楽しいハイキングでした。
案内板に書かれていた所要時間は、1時間30分から2時間でしたが、
私たちのツアーでは、約3時間30分かかりました。
登山道が狭く急斜面なため、団体行動のツアーでは仕方がありません。
貴重な建物があって、クサリ場や大きな岩があり変化に富んだ楽しいコースです。
ゆっくり登ってみたいと思いました。