[1日目] 上高地 − 明神 − 徳沢 − 横尾・横尾山荘(泊)
[2日目] 横尾・横尾山荘 − 一ノ俣 − 槍沢ロッジ − 天狗原への分岐 − 槍ヶ岳山荘
− 槍ヶ岳 − 槍ヶ岳山荘(泊)
[3日目] 槍ヶ岳山荘 − 天狗原 − 天狗原への分岐 − 横尾山荘 − 明神館(泊)
[4日目] 明神館 − 上高地
天候にもまずまず恵まれ、楽しい山行になった。 1日目、早朝大阪を自動車で出発。昼過ぎ沢渡駐車場に到着。 タクシーで上高地に入り、快晴の河童橋と穂高岳を見る事ができた。 横尾までは、梓川の流れと明神岳などの山々眺めながらの楽しい散歩。 横尾山荘では、きれいな星空を見ることができた。(流れ星と人工衛星も見えた) 2日目、槍沢の登りはきつい。特に天狗原の分岐の上部からのジグザグの急登にはバテた。 槍沢カールでガスの中から突然槍ヶ岳が見えた時は歓声が上がった。 槍ヶ岳山荘の自炊室で遅い昼食をとり、いよいよ槍ヶ岳山頂へ。 チョット危険で楽しい岩登り、ガスが晴れてきた為登る人が多くなった。 渋滞にあったが登頂に成功。視界が良くなり山々が見事に見渡せた。しあわせな気分、最高。 夕方の山々も素晴らしい。夕日が沈むまで小屋の外でゆくっくり眺めていた。 3日目、ガスの中の出発。槍沢から吹き上がってくるガスに注意しながら縦走路を進む。 時折ガスがきれて笠が岳が見える。中岳では一瞬ガスが切れ槍ガ岳が顔を出した。 壮観な景色に感動。あまり視界が無いが楽しい尾根歩きだ。 天狗原(氷河公園)は花が多くきれいな所。あいにく山頂付近がガスに覆われて、天狗池に写る 槍ヶ岳は見れなかった。残念。おいしいコーヒーを飲んで、槍沢へ戻る。天狗原との分岐の手前から 雨になった。その雨も2時間ほどで止んだが疲れがドット出た。明神へは5時すぎに到着、疲れた。 4日目、快晴の朝。朝食前、明神橋を渡り明神池を見学。早朝なので観光客が少なく静かなムード。 上高地へは左岸(木の遊歩道がある方)をのんびり森林浴。河童橋はこの日も快晴。吊り尾根がきれいに見えた。 |
梓川と吊り尾根 梓川の澄んだ水の色と穂高の山が良く似合う。 <上高地・河童橋から> |
枯れ木と明神岳 立ち枯れとなった大木が所々にあった。 <明神付近> |
梓川の流れ もうすぐ横尾だ。ここまで来るのに河童橋から2時間30分くらいかかる。 <横尾付近> |
2日目、槍沢の登り 上部はガスがかかり槍の穂先は見えないようだ。 辛い登りを一歩一歩進む。 <槍沢・大曲り付近> |
槍沢、登って来た道を振り返る。 まもなく、氷河公園への分岐。きついジグザグの登りが始まる。 ガスが少しづつ上がる気配がある。 <氷河公園への分岐下部> |
あこがれの槍ヶ岳 最後はクタクタになりながら肩の小屋に到着。 ガスが上がり槍の穂先が顔を見せた。うれしい気持ちと感謝の気持ちで一杯でした。 遅い昼食をとり、槍の穂先をめだす。 <槍ヶ岳山荘> |
槍の穂先への登り 岩場と梯子の連続でチョット危険。このスリルにはまってしまった人もいた。 <槍ヶ岳山頂直下> |
あと少しで山頂 視界が良くなったので、槍の穂先へ登る人が多く渋滞が続く。 下を見ると槍ヶ岳山荘がくっきり浮かび、小屋の前にいる人がアリの様に小さく見えた。 <槍ヶ岳山頂直下> |
穂先の社と山の仲間 山頂に到着。気分は最高。ときどきガスが沸き上がってくるが、西方面の山々がほとんど見渡せる。 立山、薬師岳、鷲羽岳、野口五朗岳、笠が岳・・・。素晴らしい眺めにしばらく幸せな気分にしたった。 <槍ヶ岳山頂> |
穂先からの下り このあたりは登りと下りは一方通行になっている。 危険な所が多いのでゆっくり降りる。 <槍ヶ岳山頂直下> |
慎重に降りるメンバー あと少しで肩の小屋。気を抜かず慎重に降りている。 <槍ヶ岳山頂直下> |
西鎌尾根 <槍ヶ岳山荘から> |
夕日と湧き雲 夕方、あまりに景色が素晴らしかったので小屋の外に出て、3000M級の山々を夕日が沈むまで眺めていた。 <槍ヶ岳山荘から> |
子槍と眼下の雲 |
3日目、従走路からの槍ヶ岳 ガスの中、合羽を着て槍ヶ岳山荘からの出発した。 稜線では時折、槍沢からのガスと風で身体が飛ばされそうになる。 ガスが一瞬晴れた。大喰岳の後ろに槍の穂先が顔を出した。 <中岳から> |
メンバー全員揃っての記念撮影 <中岳> |
従走路の登り 少しの登りでも辛く感じる。一歩一歩進む。 <中岳付近> |
ガスの中の雷鳥 <中岳付近> |
稜線から痩せ尾根を氷河公園へ下る 稜線の分岐から、岩場のスリルを楽しみながら下る。ガスがかかって幻想的なムードだ。 |
大きな岩と雪渓の氷河公園 氷河公園の向うには急峻な槍沢がある。この日はガスがかかり上部は見えなかった。 もちろん天狗池に映る槍ヶ岳も。残念。 <氷河公園(天狗原)にて> |
槍沢へのトラバース 広々とした槍沢を横断して、前日登ってきた道を下る。 |
チングルマの群落 ワタゲになったチングルマ。これほど大きな群落を見るのは始めてで、雨の降る中しばらく眺めていた。 上部がガスでかすみ、より神秘的。 <槍沢・天狗原への分岐付近> |
帰る日、吊り尾根と梓川 穂高岳は良く晴れ、吊り尾根がきれいだ。梓川の澄んだ水の色が忘れられない。 <上高地・河童橋下の河原から> |