2000年−鳳凰三山

  <山行日程> 2000年8月2日〜8月5日

[1日目]  大阪 − 芦安温泉(泊)
[2日目]  芦安温泉 − 夜叉神峠登山口 − 夜叉神峠 − 苺平 − 南御室小屋 − 薬師岳小屋(泊)
[3日目]  薬師岳小屋 − 薬師岳 − 観音岳 − 赤抜沢ノ頭 − 賽の河原 − 地蔵岳 − 賽の河原
       − 赤抜沢ノ頭 − 高嶺 − 白鳳峠 − 広河原 − 夜叉神峠登山口 − 芦安温泉(泊)
[4日目]  芦安温泉 − 大阪 



森林限界(約2,600m)を超えるまでは樹林の中を進む。涼しくて気持ちが良い。
稜線に出て、一気に視界が開ける。ガスが晴れ、北岳の勇姿を真横に見たときは、自然の大きさを実感した。

鳳凰三山の「白い稜線」は、実に美しい。白い岩、白い砂、それと鮮やかな緑の木々とのコントラストが印象的だ。

今回の山行では、素晴らしいご来光を見ることができた。
雲海が一面に広がり、空の雲が真っ赤に染まる。時間が止まっているような静かな世界。遠くの東の空を、長い間眺めていた。



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夜叉神峠で記念撮影。
間ノ岳には雲がかかっている。



アジサイ。
夜叉神峠付近にて。



樹林帯の中を進む。



南御室小屋で昼食をとった。
涌き水が冷たくて美味しかった。
今回のコースでは、ここしか水場がない。



ミヤマオダマキの白い花?



薬師岳小屋の手前の岩場。
このあたりで、やっと森林限界。視界が開けた。



薬師岳からのご来光。その1。



薬師岳からのご来光。その2。
雲が真っ赤に燃えた。



ご来光を眺めるメンバー。
みんな、うっとり。



北岳。西の空も赤い。



薬師岳からのご来光。その3。
まもなく、太陽が上がる。



薬師岳からのご来光。その4。
雲海も朱に染まる。



雲の上に立っているような、爽快な気分。



雲海が輝いていた。



チングルマのワタゲ。
朝露に濡れて輝いている。
<薬師岳小屋付近>



タカネビランジ。
稜線の白い砂の上に、たくさん咲いていた。
<薬師岳の稜線>



朝食を済ませ、観音岳へ向かう。



タカネビランジ。
<薬師岳>



ピンクのタカネビランジ
<観音岳>



観音岳の山頂。遠くに薬師岳が見える。
天気が良く、景色も抜群。
メンバーは皆笑顔。



観音岳から縦走路と地蔵岳を望む。
うしろの山は、甲斐駒ケ岳。



モミジカラマツ
<キンポウゲ科・観音岳付近>



気持ちの良い稜線歩き。白い砂と白い岩が綺麗だ。
地蔵岳まで後少し。



クルマユリ
<観音岳付近>



タカネグンナイフウロ
<地蔵岳付近>



左の白い広場が「賽の河原」。
尖った岩が、地蔵岳。



地蔵岳の大きな岩を登る。



上部まであと少し。慎重に登った。
右上の大きな岩は山頂の岩。ザイルが降りていたが、傷があるようなので登るのをやめた。



下りは、特に慎重に降りた。
賽の河原が小さく見える。



オコジョに逢えた。
賽の河原から縦走路に戻る途中、ハエマツの中で何度も顔を出した。
オコジョは、私達に道を案内するように、何度も前へ進んでは止まり、可愛い顔をこちらに向けていた。



縦走路から広河原へ向かう。
樹林帯へまもなく入いるが、これからが悪路の連続で、堀さんが、特にバテたようだ。
正面の山が、北岳。




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