2003年夏 燕岳〜常念岳縦走


  <山行日程> 2003年8月27日(夜)〜8月30日

[1日目]  大阪難波 −<さわやか信州号>  
[2日目]  ― 穂高(穂高神社) ―<タクシー>− 中房温泉 ― 合戦小屋 ― 燕山荘(泊)
[3日目]  燕山荘  − 燕岳 ― 燕山荘 − 切通岩 ― 大天荘 ― 大天井岳 ― 大天荘 ―
         東天井岳 − 常念小屋 ― 常念岳 ― 常念小屋(泊)

[4日目]  常念小屋 − ヒエ平 −<タクシー>− 常念坊(風呂と昼食)−<タクシー>
          穂高(穂高神社) ―
さわやか信州号>− 大阪



表銀座コースの前半、燕岳から大天井岳と常念岳までのコースは、山々の景色が良く、高山植物がたくさん咲いている。コースの整備も良くされていて、歩きやすい縦走路となっています。
今回は予想に反して天気が良く、快適な稜線歩きが出来ました。2日目の朝は星も出ていて、ご来光も見れました。縦走路では、風は強かったけど、晴れ間もあり景色は素晴らしかった。槍が岳の穂先が時々顔を出して、私たちを迎えてくれました。

このコースは、近いうちに再び歩きたいコースです。

[2日目]  ― 穂高(穂高神社) ―<タクシー>− 中房温泉 ― 合戦小屋 ― 燕山荘(泊)

夜行バスで穂高町に早朝到着。タクシーで中房温泉へ。
小雨交じりの中、6時30分に登山口を出発。三大バカ登りの一つ、合戦尾根は傾斜は急だが、登山道の整備は良い。ゆっくり登れば、歩きやすい道だ。
時々ガスが晴れて、穂高の街並みが見えると、重い足が少し軽くなる。
夕食後、小屋の主人によるホルン演奏会が開かれ、お話も楽しくあっという間に過ぎた。ホルンの音色って、暖かい感じで気持ちが落ち着きます。

安曇野
<富士見ベンチにて>
合戦小屋 オヤマリンドウ ヤマトリカブト
 
ハクサンフウロ ガスの中の燕山荘 ホルンの演奏

 

[3日目]  燕山荘  − 燕岳 ― 燕山荘 − 切通岩 ― 大天荘 ― 大天井岳 ― 大天荘 ―
         東天井岳 − 常念小屋 ― 常念岳 ― 常念小屋(泊)

朝目覚めて外を見ると星が出ていた。外は風が強く寒い。穂高の町の夜景が見事でした。
東の空が赤く染まり太陽が顔を出した時は、みんな嬉しくて感激の声を上げた。
赤く染まる岩と朝日に照らされたハエマツの緑が時間と共に変化する。見ていて飽きない。
朝食前に燕岳を往復し、食後のコーヒーを飲んで大天井岳へ向かう。稜線は風が強く、少し寒いくらい。天気が良いから山々は美しく見え、快適な稜線歩きとなった。
大天井岳からの眺望は最高でした。槍ヶ岳はどこから見ても憧れの山です。

安曇野の夜景 ご来光-1 ご来光-2 ご来光-3
 
ご来光と有明山 朝日を浴びる燕岳 縦走路〜大天井岳 燕山荘から燕岳を望む
 
燕山荘を振り返る 大天井岳遠望 巨岩と燕山荘 燕岳から縦走路を望む
 
北燕岳方面を望む 縦走路 燕岳を振り返る 縦走路-2
 
蛙岩 蛙岩と燕山荘-2 大下り 風雪に耐える木
 
ヤマハハコ シナノオトギリ 縦走路と大天井岳 クモマスミレ
 
クモマスミレ-2 裏銀座方面を望む 縦走路を振り返る チングルマの綿毛
 
大天井岳山頂 槍ヶ岳 常念岳方面 鷲羽岳、水晶岳方面
 
七倉ダムと針ノ木岳 記念撮影 風の中のチングルマ ムカゴトラノオ
 
ミヤマアキノキリンソウ 横通岳と常念岳 常念岳が聳える 常念小屋と横通岳
 

分岐

蝶が岳方面 常念岳山頂の祠

 

[4日目]  常念小屋 − ヒエ平 −<タクシー>− 常念坊(風呂と昼食)−<タクシー>
          穂高(穂高神社) ―
さわやか信州号>− 大阪


静かな朝。
槍ヶ岳はどっしりとした姿を見せていました。
今日は一の沢を下るだけだから、遅い目の出発。
食堂の裏のテラスで、コーヒーを飲みながら槍ヶ岳を眺める。静かなゆっくりしたひと時。贅沢な時間をすごした。
一の沢はこの時期でも、可愛い花がたくさん咲いていました。

朝の常念乗越 常念小屋と槍ヶ岳 常念小屋のテラスから 槍ヶ岳に雲がかかる
 
雲海 グンナイフウロ オニシモツケ シモツケソウ
 
クルマユリ 一の沢 ソバナ ツリフネソウ

 


山行記録へ戻る