<山行日程> 2014年3月20日(木)〜3月25日(火) [1日目] 関西空港(11:00発) − クアラルンプール(乗継) − コタキナバル(空港) − ホテル(泊) |
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[2日目] ホテル −<マイクロバス>− バークヘッド・クォーター(キナバル国立公園事務所、登山ガイド・ポーターと合流) |
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バスで登山口へ。 |
ジャングルの中をゆっくなペースで登る。
昼ごろから雨が降り出し、雨具を着る事に。
休憩場所が数箇所あり、水洗のトイレ(綺麗ではないけれど)も整備されていました。
韓国人の登山者が多かった。賑やかです。
ジャングルの木々の中に綺麗な花が咲いていました。
ウツボカズラが、登山道のすぐ横に見えます。
なんとも不思議で姿が美しい。
ジャングルの中の可憐な花たちです。
右端はランの仲間でしょう。小さい花ですが可愛い。
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<16:30 標高約3,300mの山小屋へ到着> |
標高差1,500mは、しんどい登りでした。
眼下に広がる雲海と、沸き立つ雲が綺麗です。
上部に、この日宿泊する山小屋、ペンダントハット(白い建物)を望む。(右下)
雨が止んで、青空が綺麗です。
木のシルエットが影絵のよう。
夕食後、宿泊する山小屋、ペンダントハットへ。急な階段は疲れた体に辛い。
小屋の外に出て、美しい夕焼けを見ました。
うっとりして眺めていました。
[3日目] 3,300m付近の山小屋(早朝 2:30出発) − キナバル山登頂(ローズ・ピーク 標高:4,095m) |
1:30 起床。 |
外国人の登山者がたくさん泊まっていました。
昨日夕食をとった、ラバンラタ・レストハウスの明かりが見えます。
時刻は早朝の2時前、星が綺麗でした。
<2:30 ペンダントハットを出発> |
ヘッドランプを着けて、始めは樹林帯を登ります。階段があって息が切れます。
急な岩場にはロープが設置してあり慎重に登る。
周囲が暗いので、あまり怖さは感じませんでした。
広大な岩の斜面をゆっくり登る。
傾斜がきつく、直登出来ません。
私は、ほとんど斜面を斜めに歩いて、ジグザグに登りました。
もちろん、ハアハア喘ぎながらですよ。
太陽が昇り始めました。
東の空が茜色に染まり始めた。
サウス ピーク(標高3,921m)」の後方の雲が赤く染まった。 (右下)
心ときめく瞬間。疲れを忘れます。
セント・ジョーンズ ピーク(標高3,921m)とローズ ピーク(標高4,095m)に太陽の光が差した。(左下)
白い雲海とオレンジ色に染まった4,000m級の山は、神々しく輝いていました。
キナバル山の最高峰(ローズ ピーク)まで、太いロープに沿って登ります。
山頂にたくさんの登山者が見えます。
山頂にたくさんの登山者が見えます。
歓声が聞こえてきそう。
日が少し高くなりました。
登頂した登山者が下って行きます。
現地の登山ガイドさんと記念撮影。(右下)
<7:30 キナバル山登頂> |
キナバル山の最高峰(ローズ ピーク・ 標高4,095m)に、7人全員登頂できました。
360度展望。白く輝く雲海、青い空、そして大きな岩のキナバルの山々。
綺麗です。
笑顔で記念撮影。最高の気分でした。
もっと、もっと眺めていたかったけれど下山です。
ガイドさんが、少しコースを外れた所へ案内してくれました。
小さな池に映った、セント・ジョーンズ ピーク(標高3,921m)。
静かで美しい風景。白い月も祝福してくれています。
外国人のカップルも登っていました。
大きな岩の斜面を快適に下る。
なんか、雲の上を歩いているような気分になりました。
心地いい時間です。
岩の間に綺麗な花が咲いていました。
かなり下って、キナバル山入り口のゲート(サヤサヤチェックポイント、3,670m)が見えてきました。
ゲートから少し下って、標高3,600m辺りでしょうか、
もっとその場に留まりたくて、岩の上に寝転んで雲海を眺めていました。
しばらくボーとしてました。30分くらいかな・・・。
すぐ下にその日泊まるロッジを見下ろしながら、とても幸せな気持ちになりました。
いつまでも眺めていたかった。山って良いな・・・と思いました。
若いカップルが岩場を下っていきます。
ちょっとスリルがあって、良い感じです。
遠くに、上級者コース(垂直に近い岸壁のルート)を下るグループが小さく見えます。(左下)
そのコースは、ハーネスを着けて固定ロープにカラビナを掛けて下るらしい。
私たちも急な岩場をロープを使って下ります。(中、右)
赤い花が綺麗。
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<11:25 ラバンラタ・レストハウス(山小屋)に到着> |
レストハウスで遅めの昼食をとりました。
私は、缶ビールとラーメン(日本のインスタントラーメンのような麺。)を注文。
缶ビールの値段は約1,000円。ちょっと高いけどイスラムの国だから仕方がないかな。
ラバンラタ・レストハウスは、広くて景色が良い。
夕方までのんびり過ごす。
夕食は昨日の夕食と同様、このレストランでバイキングです。
牛肉や鶏肉もあり、野菜もありました。私は結構美味しいと思いました。
[4日目] 3,300m付近の山小屋 − マシラウリゾート(ホテルで昼食) −<マイクロバス>− ボーリン温泉 |
ラバンラタ・レストハウス(山小屋)の部屋は、8人分の2段ベッドがあり、スペースは十分。
ただ、夜中の1時くらいから、山頂アタックに向かう人たちが起き出したので、目が覚めてしまった。
<6:30 ラバンラタ・レストハウス(山小屋)を出発> |
サンドイッチとコーヒーの朝食をとって山小屋を出発。
この日も天気が良い。山が綺麗です。
木々の間から雲海や麓の村が見えます。
振り返ると、キナバル山の壮大な岩の峰が聳えていました。
マシラウリゾートへの分岐、ラヤング ハット(標高2,702m)で小休止。
自生の木苺がたくさん実っていた。甘酸っぱくて美味しかった。
マシラウコースは自然の宝庫。
ウツボカヅラが、ほんの道端でたくさん自生していました。
不思議な食虫植物で、姿が美しい。
登山ルートに数ヶ所設置されている休憩所です。
丁度良い間隔に配置されています。
キナバル山が遠くなりました。
アップダウンを繰り返し、かなり疲れてきました。
ジャングルの中は木が大きくうっそうとしています。
シダやランの花なども咲いていました。
マシラウルートからも登ってくる登山者も結構いました。
中国系のマレーシア人の女性が、笑顔であいさつしてくれました。(左下)
可愛い花が多いです。
ジャングルがますます深くなった感じ。
ベゴニアやスミレなど、ひっそり咲いて綺麗です。
ベンチの椅子のそばにあった食虫植物。
葉の先から可愛い袋?が出ています。
傾斜がゆるくなって、もうすぐマシラウリゾートに着きます。
ジャングルの空気はしっとりしてました。
体は疲れているけれど、もう少し歩きたい気分でした。不思議な感覚です。
<13:10 マシラウリゾートに到着> |
マシラウルートの入り口です。
ホテルのレストランで遅めの昼食。
登山の無事を祝って、ビールで乾杯です。
昼食後、ボーリン温泉へ行ったのですが、到着するのが遅くなり温泉には浸かれませんでした。片道1時間30分くらいかかりました。でも、地元の方たちが水着でプール遊んでいるような風景を見ることができました。 |
[5日目] ホテル −<マイクロバス>− コタキナバルのレストラン(昼食)他 −<マイクロバス>− コタキナバル空港 |
小鳥の鳴き声で目が覚めました。
静かな朝。
朝日が差し込む森を、コテージの椅子に座ってしばらく眺めていました。
キナバルの山々が遥か高い所に聳えています。
空気が澄んで、緑が綺麗。
朝食後、コタキナバルへ。
途中の土産物屋さんです。
パイナップルのカットしたものを食べた。甘くて美味しかった。
展望台からは遠くに雲が掛かったキナバル山が聳えていました。デカイ山です。
コタキナバルのレストランで昼食。
鶏肉の空揚げや魚の料理が美味しかった。
キナバル山は美しかった。
登り応えがあって、しんどかった。
標高4,095mのローズ・ピークからの景色は素晴らしい。
雲海の遥か上を歩いているような、不思議な空間でした。
登頂できて、とても嬉しかった。
キナバルの山々と登山ガイドの方たち、一緒に登った山仲間に感謝です。
有難うございました。