2015年夏 宮之浦岳登山
[1日目] 新大阪駅(8:18発) −
新神戸駅(8:32発) − 博多駅 − 鹿児島中央駅 |
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外海に出て、後方を見ると、2年前登った開聞岳の美しい姿が見えました。
[2日目] 民宿・屋久島 − <ガイドさんのワゴン車>− 淀川登山口 − 淀川小屋 − 花之江河 |
起床は、4:00。民宿の玄関前に4:45集合。
かなり早い出発です。
ツアー参加者20名の内、3人が宮之浦岳へ登ります。
ガイドさんのワゴン車で、淀川登山口へ。
雨が降っています。ワゴン車の中で朝食の弁当を食べる。
6時20分、淀川登山口を出発 |
淀川小屋で小休止。
小屋を過ぎてすぐの所に、世界自然遺産地域の標識が有りました。
ここから、世界自然遺産の領域に入ります。
淀川に架かる橋です。
雨にぬれ、しっとりとして良い感じです。
樹林帯の中を黙々と歩く。
大きい岩の陰で小休止。
幹が茶色の木は、シャクナゲです。根が逞しく絡んでいる。
小花之江河。
箱庭のような不思議な風景です。
花之江河。
湿原のようなお花畑は、静かで落ち着いた雰囲気。
霧に包まれた風景は幻想的です。
晴れていたら、もっともっと綺麗だろうな・・・と思いました。
深い森です。1枚岩の斜面をなめる様に水が流れていました。
大きな岩を越えて登る。
小さな可愛い花が咲いていました。
低い木か増えて、視界が少しだけ広がります。
まだ、雨とガスが濃い。
少しだけガスが流れて、周囲の山が見えました。
緑が綺麗です。
山頂が近い。巨大な岩の横を通ります。
デカイ岩で丸みおびた岩が美しい。
山頂がガスの中から顔を出しました。
風が強くて飛ばされそう。
11時35分、宮之浦岳(標高1,936m・九州最高峰)に登頂 |
強風の中、ガイドさんと記念撮影。
なんとか登頂できたことが、とても嬉しかった。
山頂からの眺望は全く無かったけれど、満足感でいっぱい。
一等三角点の標識がどっしり座っていました。
風が強いため、急いで下ることに。
11時50分、宮之浦岳を出発。 登ってきた道を下る。 |
岩のモニュメントのような栗生岳を右に見て、ヤクザサの中を下る。
モアイ像のような岩がありました。
緑の木々と、岩の造形が綺麗です。
ルートの横に携帯トイレブースが設置されています。
ヤクザサの群生と花崗岩の石群が美しい。
小さな沢は藻やコケが群生している。
水が綺麗。
小さい白い花が咲いていました。
ランのような可愛い花です。
枯れた大木が木々の中にそそり立っています。
枯れても逞しさを感じます。
眺望はありませんが、山肌をガスが流れる様子は壮観です。
登山道が川のよう。
ジャブジャブ歩きます。
巨岩の下で雨をよけ、遅い昼食です。
ガイドさんが味噌汁をご馳走してくれました。
あったかくて美味しかった。
岩肌を水が流れ藻が生えています。
足元に注意しながら沢を下る。
ガイドさんが「屋久島の固有種のコケ」と言っていました。
淀川小屋近くの橋です。
水が澄んで緑が綺麗。紅葉の季節は一層美しいと思います。。
淀川小屋でトイレ休憩。ヤクシカの親子が姿を見せてくれました。
あと少しで淀川登山口です。
立派な屋久杉の横を通る。見上げるとでかいです。
17時05分、淀川登山口に無事到着 |
全員(3人)無事帰ってきました。
ガイドの神崎真貫雄さん、有難うございました。
民宿へ帰る途中、樹齢3,000年という、紀元杉を見る事が出来ました。
駐車場のすぐそばにある紀元杉は、下から見上げると森の主のようでした。
階段を下って木の周りを一周します。
木の幹に手をあてて、紀元杉のエネルギーを少しだけ頂きました。
幹の周囲は、8.1m。デカイ。
紀元杉も見れて、得をした気分です。
翌朝は、白谷雲水峡で約90分のハイキングです。
小雨は降っていましたが、神秘の森と、樹齢3,000年以上の屋久杉を見ます。
憩いの大岩を登り上流へ。
水量が多く、迫力ある流れ。森の緑が綺麗です。
さつき吊橋の真ん中まで渡り、雲水峡の上流を望む。
巨木が倒れ、そこにコケが生えて・・・、自然の営みの神秘を感じた。
二代大杉も樹齢3,000年以上。
杉の大木の上部に新しい杉が生え、共に成長しています。
中心部分が空洞になっても、逞しく生きている。
ゴツゴツした巨木を見ていると、人を圧倒する迫力を感じます。
新しい命が芽生えています。
弥生杉です。
幹が茶色で、胸高周囲が8.1mもある。凄いです。
千尋の滝を見学。
落差約60mの滝は、一枚岩のV字谷を豪快に流れ落ちる。
迫力ある滝でした。
屋久島の観光を終えて、ジェットフォイルで鹿児島の南埠頭へ。
鹿児島中央駅から新幹線で新神戸へ帰りました。
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屋久島は自然がでかくて、手付かずの森りがいっぱい残っています。
天気の良い日に登りたいと思いました。
やっぱり贅沢でしょうね。
宮之浦岳や屋久杉、その他、屋久島の森にまた会いに来たいです。