2016年 立山縦走



  <山行日程> 2016年8月7日(日)〜8月10日(水)

[1日目]  神戸・大阪 −<マイカー>− 立山駅前駐車場 −<立山ケーブル>− 美女平 − 室堂
       − 雷鳥荘 − 称名川 − 室堂乗越 − 称名川 − 雷鳥荘(泊)
     

[2日目]  雷鳥荘 − 室堂山荘 − 一ノ越山荘 − 雄山 − 大汝山 − 富士の折立 − 剣御前小屋 
       − 雷鳥沢 − 称名川 − 雷鳥荘(泊)

[3日目]  雷鳥荘 − 室堂 − 弥陀ヶ原 − 弥陀ヶ原散策 − 弥陀ヶ原ホテルで休憩
       − 美女平 − 立山駅前駐車場 −<マイカー>− 和倉温泉

[4日目]  和倉温泉 − <マイカー>− 輪島の朝市 − 白米千枚田 − 巌門 − 大阪・神戸
          


今回もマイカー利用で雷鳥荘に2泊しました。

2日目は、雄山に登り大汝山から富士の折立、別山まで縦走しました。
天候にも恵まれ、素晴らしい景色を見ることが出来ました。
良い山行でした。

室堂に着いて、全員で記念撮影。

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山が綺麗。トリカブトの紫色の花に出会えました。


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雷鳥荘まで遊歩道を歩きます。

アップダウンはあるけれど、楽しい時間です。

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雷鳥荘にチェックインして、称名川まで足慣らし。

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もう少し足を伸ばして室堂乗越まで登ることに。

チングルマが綿毛なっていました。(雪解けが早かったようです。)


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室堂乗越の稜線に出ました。

浄土山から雄山、大汝山、別山まで屏風のように聳える。

剣岳のゴツゴツした岩が見えた。

しんどかったけれど、登ってきて良かった。

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称名川の向こう側に雷鳥荘と地獄谷が見える。(左、左から2枚目)

かなりの高度差、登るのがしんどそう。

雷鳥沢の急斜面を見上げた。(中、左から4枚目)

先ほど登ってきたルートを振り返る。(右)

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夕日に浴びて、チングルマが輝いています。後方は奥大日岳。

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影絵で遊んでみました。

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夕景のテント場と雷鳥沢、そして大日岳です。

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雷鳥荘に戻って、温泉と楽しい夕食。

夜は満天の星空が見えました。

天の川が
はっきりと、川の帯のように見えました。

富士の折立の上空に流れ星がスーッと流れた。




[2日目]  雷鳥荘 − 室堂山荘 − 一ノ越山荘 − 雄山 − 大汝山 − 富士の折立 − 剣御前小屋 
       − 雷鳥沢 − 称名川 − 雷鳥荘(泊)

今日も天気は良さそう。

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朝食を済ませ小屋の外へ。

朝の空気は冷たくて良い気持ち。

7時10分、雷鳥荘を出発

準備体操をして出発します。

青い空が綺麗。ハイマツの緑が鮮やかです。


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地獄谷から白いガスが出ています。後方は奥大日岳です。

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オヤマリンドウ。

凛として可愛い花です。

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剣岳のゴツゴツした稜線が見えています。

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下草が秋色になっていました。

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ミクリガ池とホテル立山。(左)

雷鳥荘を振り返る。(中)

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静かな水面、緑が池。

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オトギリソウとオオハナウド?(ウドの仲間は種類が多い)。

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雷鳥が顔を見せてくれました。

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チングルマの綿毛。朝日を浴びて綺麗です。

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今年は雪が少ない。

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ミヤマキンポゲ、ダイモンジソウ、ミヤマリンドウ。

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雄山への急坂を大勢の登山者が登っている。

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山が綺麗です。

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チングルマの群落は、いつまでも見ていたい。

竜王岳にガスが流れ、幻想的な風景を見せてくれました。

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9時30分、一の越山荘に到着

雄山へ続く稜線は大渋滞。

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ゆっくりゆっくり登っていく。一の越山荘が遥か下に見える。

ルートを外れて歩いていた学生が落石を起こし、危うく直撃されそうでした。

運よく、2mほど上の岩の辺りで止まり助かりました。

その岩は直径40cmくらい。下には渋滞でたくさんの人がいました。

怖くて、冷や汗が出ました。

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下を見ると、かなりの高度感です。

雄山神社が近くなりました。

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イワギキョウ(左)とチシマギキョウ(中、右)

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11時20分、雄山に無事登頂


雄山神社の祠で、ご祈祷をして貰っている人がたくさんいました。

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昼食を済ませ、大汝山へ。

イワヒバリが岩の上に。ホッとします。

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楽しい稜線歩きの始まり。

黒四ダムとエメラルドグリーンの黒部湖が見えました。

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岩場の稜線を歩く。左側に大日連峰を望む。

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12時25分、大汝山に登頂

良い眺めでした。

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大汝休憩所で小休止。

真砂岳、別山へ向かうグループ(4人)と雄山方面へ戻るグループ(4人)に分かれます。

別山の後方の剣岳が大きく見えます。

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富士の折立の山頂に立つ。

坂口さんと私。

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山頂からは黒部湖がはっきり見えました。

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イワギキョウの群落。

厳しい高山でも可憐に咲いています。

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真砂岳から富士の折立を望む。(左、中)

美しい稜線です。

右は、別山へ続く稜線です。後方に剣岳が。

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真砂岳の稜線にもチングルマの群落がありました。

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体力と到着時間を考慮して、別山へは行かずトラバースルートを選びました。

振り返ると、後方の稜線に内蔵助山荘の赤い屋根が見えた。(右)

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剣岳の雄姿。

ガスがかかり、一層岩場の迫力とコースの厳しさを感じます。

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16時00分、御前小屋に到着

少しだけ休憩して雷鳥沢を下る。

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長い長い立山の稜線。

雲が掛かってきました。

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雷鳥沢の中間辺りです。

あと一頑張り。

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称名川に架かる橋まで下りてきました。

テント場を通り、最後の急な階段を登る。ここが一番辛い。

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18時05分、雷鳥荘に無事到着

温泉に入って、疲れを癒す。

それから、楽しい夕食です。ビールが美味しい。


[3日目]  雷鳥荘 − 室堂 − 弥陀ヶ原 − 弥陀ヶ原散策 − 弥陀ヶ原ホテルで休憩
       − 美女平 − 立山駅前駐車場 −<マイカー>− 和倉温泉


翌朝は曇り空。
雷鳥荘をゆっくり目に出発。
少し遠回りですが、ミクリガ池を一周して室堂バスターミナルへ。
前日に会えた、雷鳥がいるかな?・・・と期待したけれど、断念ながら会えませんでした。

美味しい湧き水を水筒に入れ、高原バスで弥陀ヶ原へ向かう。

弥陀ヶ原で途中下車し、2時間ほど散策をしました。

曇り空でしたが、ガスが晴れ大日岳が顔を出しました。

高く聳え、屏風のよう。

昨年と同じ時期に来ているのですが、咲いている花が違っていました。

イワショウブが可愛い。(右2枚)

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シモツケソウ

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モウセンゴケも見れました。(左)

木道をのんびり歩きます。

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弥陀ヶ原とオオシラビソ。

オオシラビソの木の先に実ができていました。

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弥陀ヶ原高原ホテルのロビーで、しばらく休憩。

高原バスで美女平へ。

立山ケーブルで立山駅前の駐車場に戻りました。



一路高速などを利用して和倉温泉へ向かう。


和倉温泉の「のと楽」は純和風のお宿。

温泉で山の疲れをとり、海の幸を楽しんだ。

良いホテルでした。



[4日目]  和倉温泉 − <マイカー>− 輪島の朝市 − 白米千枚田 − 巌門 − 大阪・神戸


始めに輪島朝市を見に行きました。

活気があって楽しい。

輪島の市街地から15分ほど走って白米千枚田へ。

棚田の風景は、なんか懐かしく感じる。

稲穂が実り、稲の緑と日本海の青い海が美しい。

有名人が管理している田んぼがあった。

どの田んぼも稲が元気だ。

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山登りの後、能登の温泉と美しい自然を楽しんで、2倍得した気分です。

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立山は何度来ても楽しいところ。

温泉は良いし、山々が雄大で美しい。

今回同行した、楠本さん、坂口さん、益田さん、有難うございました。


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