2016年秋 霊峰・大山と蒜山高原
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蒜山高原というから、なだらかなハイキングコースをイメージしていましたが、
予想以上にキツイ登りでした。
眼下には蒜山高原の牧場や畑が見渡せた。
14時00分、中蒜山(標高1,123m)に到着 |
山頂からの景色は最高。日本海まで見渡せた。
上蒜山まで続く稜線歩きは快適。
笹とススキで覆われた草原は美しい。
中蒜山の山頂を振り返る。
中蒜山の山頂直下は結構急な登り。
ブナの木が逞しく天の延びていた。
15時30分、上蒜山(標高1,202m)に到着 |
山頂はブナの木などで眺望は望めなかった。
小休止して稜線を下り始める。
ブナの紅葉が見事でした。
ブナの葉の鮮やかな色に感激しました。
夕日を浴びて山が一層美しい。
明日登る大山が雲の上に顔を出していた。
心地いい稜線歩き。
ススキの穂が光を浴びて輝く。リンドウがひっそり咲いていました。
杉林にオレンジの光が差して幻想的でした。
百合原牧場の中を進む。綺麗な夕焼け・・・。
17時15分、上蒜山スキー場(登山口)に到着 |
バスで大山寺のホテルへ。
2日目の朝は曇り空。
7時30分、ホテルを出発。 |
佐陀川にかかる橋から大山の山頂が見えた。
右手に日本海を見て、夏山登山口へ向かう。
夏山登山道は尾根筋を登るのですが、傾斜が急でキツイ。
また、階段が多く歩きにくい。
日本海と米子の街が木々の間から見えた。
ナナカマドの赤い実と、北壁の荒々しい岩稜。
北壁の岩と紅葉、とても綺麗でした。
山頂付近にガスがかかって上部は見えない。
登ってきた登山道を振り返る。
大山寺の街並みや後方の日本海が遥か下に見えた。
10時35分、8合目に到着 |
風が強く、ガスが下がってきた。
これより上部は吹きさらしになり、強風の場合は危険を伴う。
ガイドさんが上部の状況を偵察に行った。
待つこと約15分、ガイドさんから説明を受ける。
「上部は凄い風が吹いている。立って歩くのが難しい。
これ以上登るのは危険と判断します。登頂を諦め下山します。」
との事で、参加者の多くは落胆の表情。
これも登山ですね。天候には勝てないです。
登頂は次回の楽しみとして下山開始です。
五合目辺りまで夏山登山道を下り、右に折れ新行者谷を下る。
ブナの紅葉が綺麗でした。
元谷大堰堤から北壁を見上げる。
デカイ壁でした。雪を被った北壁、新緑の北壁、紅葉と青空の北壁・・・。
そんなことを想像して、またこの屏風の様な雄大な北壁を見たいと思いました。
元谷小屋で昼食をとって、大山寺へ下った。
ホテルに戻って入浴。疲れが取れます。
後は、バスで大阪へ。
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強風のため大山の登頂は出来ませんでしたが、大山と蒜山の美しさに出会えました。
楽しい山行でした。