2016年秋 霊峰・大山と蒜山高原


  
<山行日程> 2016年10月24日(月)〜10月25日(火)    (クラブツーリズムの「あるく」というツアー)

[1日目]  新大阪駅バス駐車場(7:30発) − 蒜山・塩釜冷泉 − 五合目− 中蒜山(標高1,123m)

       − <草紅葉の縦走路> − 上蒜山(標高1,202m) − 槍ヶ峰 − 上蒜山スキー場

       − 大山寺(泊)

[2日目]   大山寺 − <夏道登山道> − 八合目 (強風のため大山山頂に行けず) − 五合目分岐

       − 元谷大堰堤 − 元谷小屋(昼食) − 大山寺(入浴) − 新大阪駅バス駐車場
       

           



「<登山初級B> 『蒜山高原パノラマトレイルと霊峰・大山』 2日間」のツアーに行ってきました。



11時40分 塩釜冷泉から登り始め、中蒜山の山頂へ向かう。


木の根が露出した急坂を行く。

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蒜山高原というから、なだらかなハイキングコースをイメージしていましたが、

予想以上にキツイ登りでした。

眼下には蒜山高原の牧場や畑が見渡せた。

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14時00分、中蒜山(標高1,123m)に到着

山頂からの景色は最高。日本海まで見渡せた。

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上蒜山まで続く稜線歩きは快適。

笹とススキで覆われた草原は美しい。

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中蒜山の山頂を振り返る。

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中蒜山の山頂直下は結構急な登り。

ブナの木が逞しく天の延びていた。


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これから行く、槍ヶ峰辺りの紅葉が綺麗。

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15時30分、上蒜山(標高1,202m)に到着

山頂はブナの木などで眺望は望めなかった。

小休止して稜線を下り始める。

ブナの紅葉が見事でした。

ブナの葉の鮮やかな色に感激しました。

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夕日を浴びて山が一層美しい。

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明日登る大山が雲の上に顔を出していた。

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心地いい稜線歩き。

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ススキの穂が光を浴びて輝く。リンドウがひっそり咲いていました。

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杉林にオレンジの光が差して幻想的でした。

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百合原牧場の中を進む。綺麗な夕焼け・・・。

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17時15分、上蒜山スキー場(登山口)に到着

バスで大山寺のホテルへ。



2日目の朝は曇り空。

7時30分、ホテルを出発。

佐陀川にかかる橋から大山の山頂が見えた。

右手に日本海を見て、夏山登山口へ向かう。

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夏山登山道は尾根筋を登るのですが、傾斜が急でキツイ。

また、階段が多く歩きにくい。

日本海と米子の街が木々の間から見えた。

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ナナカマドの赤い実と、北壁の荒々しい岩稜。

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北壁の岩と紅葉、とても綺麗でした。

山頂付近にガスがかかって上部は見えない。

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登ってきた登山道を振り返る。

大山寺の街並みや後方の日本海が遥か下に見えた。

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10時35分、8合目に到着

風が強く、ガスが下がってきた。

これより上部は吹きさらしになり、強風の場合は危険を伴う。

ガイドさんが上部の状況を偵察に行った。

待つこと約15分、ガイドさんから説明を受ける。

「上部は凄い風が吹いている。立って歩くのが難しい。

これ以上登るのは危険と判断します。登頂を諦め下山します。」

との事で、参加者の多くは落胆の表情。

これも登山ですね。天候には勝てないです。

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登頂は次回の楽しみとして下山開始です。

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五合目辺りまで夏山登山道を下り、右に折れ新行者谷を下る。

ブナの紅葉が綺麗でした。

元谷大堰堤から北壁を見上げる。

デカイ壁でした。雪を被った北壁、新緑の北壁、紅葉と青空の北壁・・・。

そんなことを想像して、またこの屏風の様な雄大な北壁を見たいと思いました。



元谷小屋で昼食をとって、大山寺へ下った。

ホテルに戻って入浴。疲れが取れます。

後は、バスで大阪へ。

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強風のため大山の登頂は出来ませんでしたが、大山と蒜山の美しさに出会えました。

楽しい山行でした。


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