[1日目] 神戸・大阪 −<マイカー>− 立山駅前駐車場 −<立山ケーブル>− 美女平 − 室堂 |
今回もマイカー利用で立山へ行きました。そして、雷鳥荘で2泊。 |
雪の大谷には、高さ5mくらいの雪の壁が残っていました。
この夏は雪が多い。室堂に着いて、雪渓が大きい事に驚く。
全員で記念撮影。
みくりが池に大きな雪の島が浮かんでいます。
ガスが流れ、室堂山荘が霞む。
血の池で、雷鳥の親子と出会えた。母親と4羽の子供。
少し離れていましたが、はっきり見えた。可愛いです。
室堂から約50分で雷鳥荘に到着。
雷鳥沢のキャンプ場に、たくさんのテントが見える。
雷鳥荘でチェックインの手続きをして、称名川まで散歩に出かける。
日が差して、山が一気に明るくなりました。
今年は雪が多く残っていました。雪渓を歩く。
雪渓と川面からガスが沸いて幻想的な風景に。
イワカガミとヤマハハコ。
花が綺麗です。
雷鳥荘に戻るのですが、あの急坂の階段が辛い。
雷鳥荘から見た夕景。
地獄谷の後方に夕日に染まった雲海が見えた。(左、中)
振り返ると、富士ノ折立と真砂岳の稜線に日が差していた。(右)
雷鳥荘に帰って、夕食を楽しむ。
その後は、温泉にゆっくり入った。
白濁の温泉は気持ち良い。
目が覚めると外は雨。
まずは温泉に入る。展望風呂から見える景色は、白いガスの風景。
朝食を頂いて、出発の準備をする。
玄関に出て外の様子を見る。やっぱり雨。
モーニングコーヒーを注文。(一杯100円は有難い。)
外の風景を眺めながら飲むコーヒーは美味しい。
雨足強くかった為、出発を遅らせることに・・・。
8時35分、雷鳥荘を出発 |
雨が止んだ。
今回は、剣御前小屋から別山へ登ることになりました。
記念撮影をして、雷鳥沢へ向かう。
雨に濡れた、イワカガミが綺麗。
白いガスを噴き上げる地獄谷。
今は有毒ガス発生のため、立ち入りが禁止されています。
雪渓の一部を下って、称名川へ。
流れが綺麗。冷たくて30秒も手を水に入れていられない。
雪渓の雪庇が大きい。
中に入って山を見上げる。ひんやりして気持ち良かった。
称名川に架かる橋を渡る。
霧に煙る橋は、幻想的。
花が綺麗です。
左から、ナナカマド、マイズルソウ、アオノツガザクラ、イワカガミ。
称名川の下流方面を望む。(左)
数キロメートル下流には、落差350mを誇る「称名の滝」が流れ落ちています。
アオノツガザクラの大株。(中、右)
雷鳥沢の大きな雪渓を登る。
この辺りは傾斜が緩いので、アイゼンは使わない。
一ノ越方面を望む。
登山ルートは渋滞しているようです。
雪渓をトラバースしている人たちが、長い列を作っているのが見えます。
チングルマ。
花びらに着いた水滴が綺麗。
アカモノ
雨に濡れて、淡い薄紅色の花がいっそう美しい。
ベニバナイチゴ、ミヤマキンバイ。
アオノツガザクラとハクサンイチゲ。
チングルマとツガザクラ。
ツガザクラは大株で元気が良い。
雷鳥の雄と雌が出迎えてくれました。
(左) 画面の左側に写っています。目の上が赤い雄が歩いています。
(右) 画面の中央、同じ雄です。メスがいたのですが、上手く撮影できませんでした。
アカモノ。
今度はメスが2匹、こちらを向いて迎えてくれました。
可愛いです。
この場所では、5匹のメスと1匹のメスがいました。
すぐ近く、手が届きそう。距離にして1.5mから2mくらいかな。
雨が降った後ガスが出て、雷鳥に出会えやすくなったのでしょう。
ほんと、タッキーでした。
12時30分 雷鳥坂の途中で、下山する事にしました。 |
剣御前小屋までは約30分くらいで登れると思います。
ですが、雨が降り出した事、別山に登るには時間的に難しい事、
ゆっくり下って、温泉を楽しむなどを考慮して、下山する事に。
みんなで記念撮影です。
剣御前小屋と別山登頂は、来年以降の楽しみとしましょう。
登ってくる時に出会った雷鳥が、待っていてくれました。
30分くらい下ったころ、ガスが流れ、立山連山が顔を出した。
予想していなかったことが突然起こり、嬉しい気持ちで一杯になりました。
青い空と沸き立つ雲、緑のハイマツ、白い雪渓。
とっても綺麗でした。
一ノ越、雄山、大汝山、富士の折立、稜線がくっきり見えます。
「大走り」の左側にある雪渓が綺麗。形が面白い。
雨の中、登ってきて良かった。
この景色、いつまでも眺めていたいと思いました。
雷鳥荘も雷鳥沢キャンプ場もはるか下。
お花と山の風景を楽しみながら、ゆっくり下ります。
雷鳥沢の雪渓を快適に下る。
称名川の橋を渡る。
キャンプ場のトイレの前に咲いていた、ミヤマキンポウゲ。
立山に日が差した。美しい風景です。
後は、しんどい急な階段をゆっくり登る。
16時00分、雷鳥荘に無事到着 |
温泉に入って、疲れを癒す。
それから、楽しい夕食です。ビールが美味しい。
翌朝も雨が降っていました。
朝食を終えて、出発の準備をする。
喫茶室で美味しいコーヒーを頂いて、立山の景色をのんびり眺める。
雨脚が強いため、この日も出発を見合わせます。
雨が小降りになった。
8時20分 雷鳥荘を出発。 |
ガスが少しだけ晴れて、みくりが池の全貌が現れた。
池に浮かぶ雪の島が、2日前より小さくなっている。
ホテル立山が近くなったころ、周囲の山々が姿を見せてくれた。青空も見えます。
天狗平が美しい。そして、富山平野まで見渡せた。
9時10分 室堂バスターミナルに到着 |
9:20発の美女平行きバスに乗れた。
約15分で弥陀ヶ原に到着。
雨はすっかり止みました。
雨上がりの弥陀ヶ原は、花が瑞々しくて綺麗でした。
左から、弥陀ヶ原と富山平野、モミジカラマツ、オトギリソウ、ワタスゲ。
タテヤマリンドウ。小さい可愛い花です。
ガキの田は白い雲と青い空を映し、一層美しい風景を作り出している。
ワタスゲ。
雨に濡れて小さくなっていた。
しばらくしたら、綿毛が風に吹かれて遠くへ飛んでいくのでしょう・・・。
タテヤマリンドウとノビネチドリ。
弥陀ヶ原ホテルで休憩して、高原バスに再乗車。
美女平で立山ケーブルに乗り継ぎ立山駅へ。
昼食を済ませ、称名の滝へ向かう。
駐車場へ着いた時は晴れ間が見えていたので、雨具を持っていかなった。
それがそれが、雲行きが怪しくなってきた。
30分くらい歩いて、やっと称名の滝が見えてきた。
雨が本降りに。
滝の上部は見えない。
滝つぼから流れる風と雨で、全身がびしょびしょになった。
展望台へ登ってみた。
称名滝は4段から成る大滝で、落差日本一(350m)を誇ります。
晴れた日に、もう一度訪れたい。
駐車場に戻り、雨で濡れた衣類を着替え、スキージャム勝山へ。
宿泊は、東急ハーベストクラブ スキージャム勝山。
温泉が良い。透明で肌がつるつるします。
夕食は、イタリアンと和食が出ました。
ゆっくり時間が流れ、とても美味しかった。
翌朝はゆっくり起きて、温泉に浸かって・・・。
遅めにチェックアウト。
ホテルから近くにある、白山平泉寺へ行きました。
「福井の苔寺」として有名な寺で、霊峰白山を信仰対象とした、「白山信仰」の聖地です。
御手洗池は、しんと静まり返った神秘的な空間。
また池の東側では、幹が3つに分かれた御神木の杉を見ることができます。
苔が美しい。
(左) 本殿の屋根、立派な佇まいで曲線が美しい。
(右) 鳥居の向こうは、三の宮、そして白山への登拝道である越前禅定道へと続く。
杉の巨木の間から光が差して、苔が優しく輝く。
灯篭にまで苔が付いていました。
何種類の苔が成長しているのだろう・・・。
心が落ち着くお寺でした。
ホテルで紹介して頂いたお蕎麦さん「手打そば 八助」へ。
私は「ざるそば」、カミさんは「おろしそば」を注文。
とても美味しかった。
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立山は何度来ても楽しいところ。
温泉は良いし、山々が雄大で美しい。
今回同行した、楠本さん、坂口さん、益田さん、有難うございました。