ネパール、エベレスト街道のトレッキングへ行ってきました。 このツアーは、エベレスト街道の最深部、カラパタール(標高:5,545m)まで登り、世界最高峰・エベレスト(8,848m)をすぐ近くで見ることが出来ます。 トレッキングは期間が長く、高山病のリスクがりました。 標高5,000m付近からは、10cmくらいの段差がしんどくて何度も休憩。 それでも、スタッフの皆さんや一緒に登った山仲間に励まされ、何とか登ることが出来ました。 有難うございました。 天候にも感謝。 ラッキーに感謝です。 トレッキング中は、6,000m級の山々に囲まれながら歩きます。 谷が深くて緑が綺麗。 聳える山々は大きくて、とても美しいです。 歩いていて、幸せな気持ちになりました。 ネパールに来る前から見たかった、「ヒマラヤヒダ」は予想以上に綺麗でした。 カラパタールから見たエベレストやロブチェ、プモリなどの山々は美しくて雄大で迫力を感じました。 良い景色でした。 |
10/23(火)、関西空港を11:45に出発し、タイのバンコクへ。 |
飛行機から、エベレストやローチェが見えました。
ヒマラヤの山々は、高くて美しいです。
昼過ぎ(12:25)、カトマンズの空港に到着。
入国手続きを済ませ、ガイドさんと合流。ホテルへ。
ミーティングの後、ガイドのシャンタさんと紙谷さんの案内で、タメル地区へ散策に行きました。
人が多くて賑やかな街。買い物や街歩きを楽しみました。
[3日目 10/25(木)] ホテル − カトマンズの空港(7:25発) − ルクラ(シェルパ、ポーターと合流、標高:2,827m) |
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搭乗手続きを終えて、国内線の待合室で待つ。
何とか飛びそうです。良かった。
飛行機の定員は24名(一列3席、8列)。私の席は右側。
ヒマラヤの山々は、左側の窓越しに小さく見えた。
右側は、村々の棚田が綺麗でした。
飛行機の出発はかなり遅れたけれど、9時半頃ルクラの空港に無事着陸。
この空港、実は「世界で最も危険な空港ベスト10」に選ばれています。
標高が2,800m、山岳地帯にあって気流が複雑。
滑走路が写真の通り短く、傾斜を利用して着陸後のスピードを緩めています。
滑走路に向かって着陸していくときは、ドキドキしました。
荷物の整理をして、スタッフの紹介をして頂きました。
ルクラの街を通り抜け、パサンラマゲートをくぐり、パグディンへ向かいます。
トレッキングのスタートです。
小さな村を通って、ゆっくりしたペースで進む。
仏塔やマニの石板(チベット仏教の真言が書かれている。)が目をひく。
ロバ?でしょうか、重い荷物を運んでいます。
エベレスト街道は、ヤク、ゾッキョ、ロバなど、荷物を運ぶ動物が優先のようです。
私たちも道を譲ります。
吊り橋が見えてきた。美しくて、なんか懐かし風景。
揺れる吊り橋を慎重に渡った。
14:45 パグディン(2,652m)に到着。 |
ホテルに入って、しばらくしたら雨が降り出した。
雨が降る前にバクディンに着けて良かった。
[4日目 10/26(金)] パグディン(2,652m) − ジョリ(昼食) − ナムチェバザール(3,450m、泊) |
トレッキング2日目。
昨夜の雨は上がって快晴の朝です。
<朝の様子> |
7:30 パグディンを出発。 |
川沿いの樹林帯を歩き、タムセルク(6,623m)を眺めながらナムチェバザールへ。
村の子供たちは笑顔が可愛い。
タムセルク(6,623m)が見えてきました。
雪に覆われた山は険しそう。
滝に日が差して虹が出来ていました。
サガルマータ国立公園のゲート、モンジョゲートをくぐる。
天井には、チベット仏教の美しい絵が描かれています。
アップダウンを繰り返し、ジョリへ。
昼食はまず飲み物。私はレモンジンジャーをリクエスト。
その後料理が出ます。地元の野菜の料理が多い。美味しかった。
二重橋。美しい吊り橋です。
上が新しい橋。下が古い橋。
古い橋は壊れて通れないそうです。
絵になりますね。
良く揺れます。
下を見ると、高くて怖いくらい・・・。水が綺麗。
人の列の後に、馬が渡ってきました。
馬が橋を渡って来る時は、すれ違うことは危険だから渡り切るまで待ってから渡る。
重そうな荷物。しんどそう・・・、鼻息が荒かった。
ナムチェ坂の急登が始まった。
標高差400mを約2時間で登ります。
ナムチェ坂の中間辺りの休憩所で、初めてエベレストを見ることが出来ました。
ドイツから来たという、笑顔が素敵な女性。
記念撮影をお願いしました。
ナムチェの入り口で、男の子が「ナマステ」と、あいさつしてくれた。
ナムチェの街、思っていた以上に美しかった。
街のメインストリートを通ってホテルへ。
15:35 ホテルに到着。 |
<夕方の様子> |
[5日目 10/27(土)] ナムチェバザール(3,450m) − シャンボチェの丘、エベレスト・ビューホテル(3,800m) |
この日は、高度順応トレッキング。
シャンボチェの丘を越えて、エベレスト・ビューホテル(3,800m)へ。
そして、クムジュンへ行きます。
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6:30、早めに起きて外に出る。
コンデリ(6,187)に光が差して白く輝いていた。
8:00 ホテルを出発。 遅めの出発です。 |
朝日を浴びたナムチェの街、静かで美しくて・・・
爽やかな空気を感じながら、急坂を登る。
ビューポイント、コンデリ(6,187)をバックに記念撮影。
左側の崖が気になる。
昨日まで歩いてきたエベレスト街道が見渡せます。
シャンボチェの丘からの眺望。
エベレスト・ビューホテルの後方に、エベレスト(8,848m)、ローチェ(8,516m)が聳える。
右側に、アマダブラム(6,856m)が聳える。
良い景色です。
全員で記念撮影。
心地いいトレッキング。
エベレストの山頂付近が雲に、、、
実はこれ、雪煙。風が強くて雪が飛ばされています。
こんな日は登れないそうです。
アマダブラムの雄姿。
ヒマラヤヒダが綺麗です。
振り返ると、歩いてきた道の後ろにコンデリが聳えていました。
緩やかな坂道をを登り、木々に囲まれたエベレスト・ビューホテルへ。
ヘリコプターが止まっていました。
ホテルに宿泊する方を乗せてきたのでしょうか、、、。
カッコいいです。
エベレスト・ビューホテルのテラスでティータイム。
エベレスト、ローチェを眺めながら、ゆっくりと時間が流れます。
8000m級の山々は、コーヒーを一層美味しくしてくれました。
もっともっと眺めていたかったけれど、クムジュンの村へ向かいます。
整然と並んだ家、綺麗な街並み、ひっそりとした静かな村でした。
右にアマダブラム、後方にカンテガ(6,779m)、タムセルク(6,623m)が聳えています。
子供たちが丘の広場で遊んでいました。
しぐさが可愛くて楽しそう・・・。
クムジュンのロッジ、天気は快晴。山が綺麗。
庭のテーブルでランチです。
南側には、コンデリ(6,187)も見えます。
山々に包まれて、、、気持ちいい。
岩の上に、丸いものが、、、
これ、ヤクの糞です。集めて丸く伸ばして干しています。
この辺りは木が少ないから、暖炉の燃料にするそうです。
貴重な熱源になるんですね。
ガスが出てきました。仏塔の横を通り、ナムチェへ向かいます。
放牧されていたヤクが村(ムクジュン)へ戻るため急坂を下る。(左)
放牧場では、ヤクがのんび牧草を食べていました。
ブルーの花びらが可愛いヒマラヤリンドウ。
ナムチェの街までもう少し。
コンデリに雲が掛かってきました。
14:50 ナムチェのロッジに到着。 |
しばらく休憩してから、ナムチェの街を散策。
紙谷さんが前日買物をした店で、ダウンのオーバーパンツを買いました。
これ、色違いですが紙谷さんとお揃えです。福来さんもお揃え。
軽くて温かいです。トレッキング中、重宝しました。
ナムチェバザールの夜景。夜も綺麗です。
[6日目 10/28(日)] ナムチェバザール(3,450m) − ブンキテンガ(3,190m、昼食) − タンボチェ(3,867m、泊) |
快晴の朝を迎えた。
7:30 ナムチェバザールのロッジを出発。 |
朝日に照らされたナムチェバザールを見下ろしながら、タンボチェへ向かう。
歩いてきたエベレスト街道の谷が一望できた。
すぐ下に、一昨日渡った二重橋が見えた。
「世界一美しい、エベレスト街道のトラバース道」。
快晴のエベレスト、ローチェ、アマダブラムを眺めながら歩いた。
チベット仏教の仏塔が周囲の山々となじんで美しい。
なんか、楽しくて幸せな気分になりました。
後ろを振り返っても、やはり美しいトラバース道でした。
川沿いのブンキテンガ(3,190m)まで200mほど下る。
昼食後、橋を渡って標高差600mの急登。
しんどい急坂の途中から、カンテガ(6,779m)の白い頂が見えた。
後方を眺めているのは、カナダの女性でしょうか。カッコ良かった。
15:00 タンボチェに到着。 |
ホテル・ヒマラヤの室内。
ツインのベッドがあって、綺麗な部屋でした。
部屋から、エベレスト、ローチェ、アマダブラムが見えます。
最高のロケーション。
部屋でしばらく休憩。
チベット仏教の大きなお寺、タンボチェゴンバを見学。
また、加藤保夫氏の慰霊碑がある丘も見に行きました。
16:40、日が沈んで雲が白く輝く。
雲が沸いて山々を隠しそう。
17:30、夕日に染まるエベレストとローチェ。
西の空、山のシルエットと夕焼雲。
17:50、夕闇に浮かぶ8000m峰。
夕暮れ時の美しい風景。
飽きずに眺めていました。
[7日目 10/29(月)] タンボチェ(3,867m) − ソマレ(4,040m、昼食) − ディンボチェ(4,343m、泊) |
6:10、日が昇る前のエベレスト、ローチェ、アマダブラム。
エベレストとローチェの山頂に朝日が差した。
太陽の光が山々を照らし、美しい風景が時間の経過とともに広がっていった。
7:30 タンボチェを出発。 |
ローチェ南璧の好展望地ディンボチェ(4,343m)へ向かう。
振り返ると、タンボチェと後方のコンデリ(6,187)が美しい。
パンポチェでティータイム。
アマダブラム(6,856m)がすぐ近くに見える。山頂付近の雪のヒダが美しい。
ソマレで昼食。
後は、なだらかな大地をゆっくり登る。
川を渡ってもう少しで、この日の宿泊地ディンボチェに着く。
14:45 ディンボチェに到着。 |
夕方は雲が沸いて山を隠す。
タウツェ(6,501m)もまもなく見えなくなった。
[8日目 10/30(火)] ディンボチェ(4,343m) − ディンボチェ裏手にある丘(4,650m) − ディンボチェ(4,343m、泊) |
2度目の高度順応トレッキングの日。
早朝外に出ると気温は氷点下。手が冷たかった。
朝日が当たってオレンジ色に輝いているのはヌンブール(6,957)。
ローチェの頂にも朝日が差した。
凛とした空気に包まれて、白く輝く高峰を静かに眺めていました。
8:30 ロッジを出発。 |
村の裏手にある丘に登ります。
水路には氷が張っていました。
南には、カンテガ(6,779m)とタムセルク(6,623)が聳えています。
ゆっくり登り稜線へ。
稜線に出て西側を見ると、明日登っていく大地が広がっていました。
タウツェ(6,501m、左)と、チョラツェ(6,400m、右)は、大きくて屏風のような岩の壁。
チュクンの後方に白く輝くヒマラヤの山々。
左から、ローチェ(8,516)、ピーク38(7,590)、アイランドピーク(6,160)、チョ・ポル(6,711、三角の白い山)、マカルー(8,462)、カンレヤムウ(6,230)。
当初、北東方向にあるチュクン(4,730m)まで行く予定でしたが、
所要時間が約7時間かかる事と、メンバーの疲労等考慮して裏山の尾根(4,650m)に登ることになりました。
こちらから見る景色は最高でした。
世界第5位のマカルーも見えます。
ヒマラヤヒダが美しいシェルミニコール(マカルーの手前)とカンレヤムウ。
シェルミニコール(見事なヒマラヤヒダ)と、ピーク38(右の写真、真っ白な美しい山)、アイランドピーク。
雄大で美しい景色に感動です。
登ってきた道を戻る。
白く輝く山々は青空に映えます。
午後はフリータイム。ゆっくり体を休めます。
カメラのバッテリー2本を充電 (500ルピー、約500円)
Wifi (Everest Link)を購入(600ルピー、約600円)
インターネットに接続。LINEで写真などを送った。
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[9日目 10/31(水)] ディンボチェ(4,343m) − トゥクラ(4,620m、昼食) − トゥクラ峠(4,830m) |
この日も快晴の朝。 いい景色です。
(左) 朝日を浴びるヌンプ−ル(6,957)
(中2枚) ローチェの山頂付近がら雪煙が流れています。風が強いのでしょうか。
(右) 朝日を正面に受けるタウツェ(6,501)。ゴツゴツした岩肌が凄い。
8:00 ディンボチェを出発。 |
昨日登った裏手の稜線へ。
南側にカンテガ(6,779m)、タムセルク(6,623)が聳える。
丘を越えると、ローチェやピーク38、アマダブラムとは、しばらくお別れです。
美しいヒマラヤの山々をもっともっと眺めていたいと思った。
広い緩やかな大地を進む。
振り返ると、カンテガの白い岸壁が聳えていました。
屏風のようにそそり立つ、タウツェ(6,501m、左)と、チョラツェ(6,400m、右)。
気温が低いのでしょう、小川に氷が張っていました。
ゾッキョが重い荷物を運ぶ。
後方の山はアマダブラム。見る方向によって全く違った山容に見える。
チョラツェ(6,400)の雄姿。
右奥に小さな湖が見えた。
山容が美しい、プモリ(7,161)。
(左) トゥクラ(4,620m)の後方に、ロブチェピーク(6,119)が見えてきた。
川を渡る。水温が低いのでしょうか、岩に氷が張り付いていました。
11:25 トゥクラに到着。昼食を頂く。
アマダブラム、険しくて美しい山。雲が掛かった山も良いです。
田中さんが体調を崩したようです。
急遽ヘリを呼んでカトマンズへ下りる事になりました。
カラパタールへ一緒に登れないことが残念。そして寂しい。
馬に乗って下る男性。歩けなくなったのでしょう、、、
トゥクラ峠(4,830)まで200mの急登。
キツかったけれど登りきれた。
トゥクラ峠(4,830)からの絶景です。
嬉しくて、記念撮影。
タルチョがなびく峠とヒマラヤの山々、絵になります。
美しい山、迫力があって圧倒されます。
左から、アマダブラム(6,856)、カンテガ(6,779)、凄い景色です。
クーンブ氷河末端のモレーンを辿ってロブチェへ。
雄大な風景。
プモリの山頂が雲の中。ちょっと残念。
14:55 ロブチェ(4,930m)に到着。 |
[10日目 11/1(木)] ロブチェ(4,930m) − ゴラクシェブ(5,170m) − カラパタール登頂(5,545m) |
寒い朝です。
部屋の温度は、1.6度。外の気温は、たぶん−10度くらい。
朝日を浴びるプモリ(7,161)。 改めて美しいと思った。
6:30 ロブチェ(4,930m)を出発。 |
ダウンジャケットを着て寒さ対策を十分に、それでも寒い。
日が差すまでは辛抱と、なだらかな道をゆっくりゆっくり登る。
ロブチェ峠の急登を登りきり、アップダウンのあるモレーンのガレ場を進む。
標高が5000mを越え、酸素が薄いためか息が切れる。
少しの傾斜が辛い。
プモリは一層美しく、白い雪が波打つように輝いていた。
リントレン(6,714)の美しいヒマラヤヒダが印象的。
美しいです。
プモリ(7,161)と、プモリの稜線上にあるカラパタール(5,545m)に続く道。
広大なクンブ氷河の奥に、エベレストBCがあります。
氷河の対岸に巨大なヌプツェ(7,861)が聳えています。
果てしなく広がるクンブ氷河。大きなクレパスが。
やっとゴラクシェブのロッジが見えた。
カラパタールはプモリの稜線上にあって、まだ山頂は見えない。
9:50 ゴラクシェブ(5,170m)に到着。 |
ロッジで軽食のラーメンを頂き、小休止の後カラタバール(5,545m)を目指す。
標高が5000mを越えている事、体の疲れを考えて登れるとは思わなかった。
途中で引っ返そうと思いながら出発。
砂の広場を進み、急坂を一歩一歩登る。
福谷さん夫妻は、かなり上の方を登っている。
ヌプツェ(7,861)が天をさすように聳える。
エベレスト(8,848)が見えてきた。(ヌプツェの左)
広大なクンブ氷河。
ゴラクシェブのロッジが小さく見える。
エベレスト(8,848、左、黒くて岩がゴツゴツした山)とヌプツェ(7,861、左側の高く見える山)
カラパラールの山頂が近い。
あと少し、ですが、、、
10cmの段差がキツイ。ハアハア息を切らせながら一歩、一歩。足が上がらない。
何度も休憩しました。
13:10 最終目的地 カラパタール(5,545)に登頂。 |
何とか登頂出来ました。
有難うございます。
美しく聳える山々、迫力があって圧倒されます。
ニマさんと紙谷さん。カッコいいです。
私はニマさんとダワさんと一緒に記念撮影。宝物です。
登ってきた斜面を見下ろす。
雲が沸いてきた。エベレストが雲に隠れた。
風が出てきたので下山開始です。
下りは、しんどいけれど何とか付いていけた。
けれど、ロッジ手前の緩やかな登り坂は、息切れして足が上がらなかった。
14:35 ゴラクシェブ(5,170m)のロッジに到着。 |
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部屋に帰って、ベッドでしばらく休憩。
同室の熊谷さんがカラパタール登頂を祝ってくれました。
[11日目 11/2(金)] ゴラクシェブ(5,170m) − ペリチェ(4,215m) − パンボチェ(3,860m、泊) |
いつものように朝は快晴。青空が綺麗。
外気温は−10度。冷たい朝です。
当初の予定では、ペリチェ(4,215m)まで行く予定でしたが、もう少し下ってパンボチェ(3,860m)まで行く事に。
行動時間は長くなるが、早く標高を下げて体の負担を少なくしよう、、、と配慮してくれまいた。
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プモリの山頂に朝日が当たる。
この瞬間、大好きです。
7:30 ゴラクシェブ(5,170m)を出発。 |
日が差したプモリは美しい。
モレーンのガレ場を下る。
カラパタール側から見るエベレストは、ここが最後になる。
エベレストの山頂が輝いています。
登ってきた道を下り、トゥクラ峠(4,830)へ。
トゥクラ峠には、エベレスで亡くなったクライマーの墓がたくさん建てられています。
美しい山々に包まれて静かに眠っているようです。
急坂を下ってトゥクラ(4,620m、)へ。
テラスでティータイム。レモンジンジャーが美味しかった。
トゥクラからの分岐を川沿いに下りペリチェ谷へ。
広い谷にはヤクが放牧されていました。後方の高峰はチャンツェ(6,400)。
ペリチェ(4,215m)で昼食。
福来さんご夫婦も熊谷さんも歩くのが早い。
ニマさん、「下りは皆早いです。」と。
けど、私は下りも遅い。付いていけなかった。
疲れと食欲不振があってしんどかった。(軽い高度障害が出ていたようです。)
15:30 パンボチェ(3,860m) に到着。 |
[12日目 11/3(土)] パンボチェ(3,860m) − タンボチェ(3,867m) − プンティテンガ(3,190m、昼食) |
ロッジの庭からエベレストとローチェが見えます。
8000m峰の山頂から雪煙が出ています。
風が強そう。
8:30 パンボチェ(3,860m) を出発。 |
タンボチェまで約2時間。
タンボチェの丘と後方のコンデリ(5,800m)を眺めながら、アップダウンを繰り返し谷を下る。
タンボチェの丘からエベレストを振り返る。
タンボチェから急坂を600m下る。
11:40 プンティテンガに到着。
昼食後、1時間ほど登って、後は緩やかな道を歩いてキャンジュマへ。
2:00 キャンジュマ(3,550m) に到着。 |
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[13日目 11/4(日)] キャンジュマ(3,550m) − ナムチェ(3,450m、泊) |
目が覚めると窓の外にアマダブラムとローチェ、ピーク38が見えた。
今日も爽やかな朝です。
8:00 キャンジュマ(3,550m) を出発。 |
「世界一美しいと言われているトラバース道」を、ヒマラヤの美しい山々を眺めながら下る。
気持ちよく、幸せな気分で歩きました。
ナムチェバザールに到着後、高台にある博物館を見学。
10:30 ナムチェバザール(3,450m)のホテルに到着。 |
午後はフリータイム。
少しだけ街の散策をしました。
[14日目 11/5(月)] ナムチェバザール(3,450m) − ベンカル(昼食) − パグディン(2,652m、泊) |
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ナムチェの街に朝霧が出ていました。幻想的ですね。
ナムチェの街を下っていると、ヤクの行列。
ヤクに道を譲ります。
標高差600mのナムチェ坂を下り、二重橋を渡る。
サガルマータ国立公園の入り口にあるモンジョ(2,835m)を越えて、滝の横にあるベンガル(2,630m)で昼食。
ロッジの食堂の天井に「エベレストマラソン」のTシャツが張っていました。
凄いマラソンがあるものです。
この前日、ルクラでは視界が悪く飛行機が飛ばなかったらしく、その影響でこの日は普段より遥かに多いトレッカーやロバ、ゾッキョとすれ違うこととなりました。 |
2:50 パグディン(2,625m)に到着。 |
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トレッキングの最終日。ゆっくりとルクラへ戻ります。
8:00 パグディン(2,625m)を出発。 |
ルクラが近くなりました。
畑が広がる静かな暮らしがうかがえます。
飛行機がルクラの飛行場に。斜面に突っ込んでいきそう、、、。
パサンラマゲートを潜ってルクラの街に入る。
無事、帰ってきました。
飛行機が次々に入ってきます。
見ていると、着陸した飛行機から乗客と荷物が下ろされ、すぐに荷物を積み込む。
乗客が乗り込み、急いで離陸していきます。
視界が良いうちに飛び立って、またルクラへ人と荷物を運んできたいのでしょう。
昼前にルクラに到着しました。
昼食は特製チーズハンバーガーとフライドポテト。大きくて美味しかった。
その後は休憩。街の散策をする人も。
13:00 空港が目の前の「シェルパロッジ」に入る。午後はフリータイムです。
私は部屋でのんびり過ごしました。
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夜はスタッフを交えて飲み会です。
13日ぶりのビールで乾杯。いい笑顔が一杯。
ブラディさんが特製のケーキを作ってくれました。お洒落なケーキ、美味しかった。
[16日目 11/7(水)] ルクラ(2,827m) − カトマンズ(泊) |
飛行機が飛ぶかどうか心配でしたが、無事飛びました。
いつもの通り出発は遅れましたが、予定通りカトマンズへ戻れます。
帰りの飛行機は横2列で16人乗り。私は右側の座席。
ヒマラヤの山々が綺麗。
右後方にエベレストとローチェが見えました。
下を見ると、山の山頂付近まで美しい棚田が広がっています。
ネパールの人たちのパワーを感じます。
カトマンズの空港へ着いて、後の飛行機に乗った方と合流してホテルへ。 |
ホテルに戻ってお風呂に入る。
2週間ぶりのお風呂。気持ち良かったです。
[17日目 11/8(木)] カトマンズ滞在(半日観光) − カトマンズ(泊) |
午前中はフリータイム。
世界遺産の街、ダルバート広場へ散策に出かけました。
熊谷さんと田中さんと一緒です。
ホテルから30分ほど歩いて街の中心部へ。
狭い路地を進む。お肉の店が並んだ路地もあった。
道路にお店がいっぱい。人やバイクが行きかう。
お花、野菜、果物、魚、香辛料、衣類、、、何でも売られていた。
こんな街歩き、楽しいです。
ダルバート広場は、観光客や地元のの人たちで賑やか。
ネワール族の子供たちが、「ダルマさんがころんだ」の遊びをしていた。
民族衣装が可愛い。笑顔が素敵でした。
地震前にあった木造の建物が無くなっていまいた。
補修中の建物が多い。
早く元の姿に戻ってほしいです。
美しい立派な建物を見るとほっとします。
彫刻が素晴らしい。
歴史的建造物は美しくて見応えがあります。
ダルバート広場とその周辺の散策、活気があって楽しかった。
この街は4年ほど前に観光で訪れました。その後地震があった。 |
昼食はお庭が綺麗な店、「ヒマラヤ蕎麦処」で蕎麦御膳を頂きました。
日本で食べる蕎麦と同じように、とても美味しかった。
午後はオプショナルツアーに参加しました。
パシュパティナートを見学。
ネパール最大のヒンドゥー教の寺院で火葬場がある。
この日も3か所で火葬が行われていた。
お葬式が行われていて、実際この後火葬されました。
焼かれた後は、骨など前の聖なる川へ流されます。複雑な気分でした。
寺院は外からですが見学しました。
ボダナート。
チベット仏教の中心地で白い巨大な仏塔が印象的。
仏塔の2階に登り、時計周りに一周する。
八方に掛けられたタルチョが風で揺れ、独特の雰囲気を醸し出していた。
夕食は、ウッサプレストランで民族ダンスショーを見ながら、ネパールを代表する定食ダルバートを頂きました。
ネパール最後の夜を楽しみました。
ビールで乾杯。
ブラディさんが作ってくれた食事の一部です。
私たちの事を考えてくれて、日本人に合うよなメニュー。
朝はみそ汁、お粥、茹で野菜。
お昼や夜は、カレーライス、ハヤシライス、ピザ、定番のダルバート、どれも美味しかったです。
山の中でケーキがあったな、、、特製チーズバーガーもあったなー。
心配りが有難かったです。
有難うございました。
[18日目 11/9(金)] ホテル − カトマンズの空港(13:55発) − バンコク(タイ、18:30着、3時間20分) − バンコク(タイ、23:05発) |
午前中は自由行動。私はホテルで過ごしました。
プールサイドのベッドで横になって、のんびり、、、。
静かな空間、木の緑と空が綺麗でした。
10時半にホテルを出発。空港に向かう。
出国手続きを済ませ、タイの空港へ。
関東組と別れ、23:05発の飛行機で関西空港へ。
翌朝、無事関西空港へ着きました。
エベレスト街道のトレッキングは、期間が長くて標高も高い。
5000mを越えてからは、しんどくて、ハアハア息切れして、いっぱい休憩したけれど、
なんとかカラパタールに登れました。
6000m越える高峰に囲まれて、美しい景色を見ることが出来ました。
ヒマラヤヒダは予想以上に綺麗でした。
ニマさん(サーダー)、ブラディさん(コック)、ダワさん(アシスタントガイド)、ニケシさん(アシスタントガイド)、
チランさん(ポーター&キッチンヘルパー)、ペンバさん&ソナムちゃん(ゾッキョ頭)、皆さんに感謝です。
添乗員の紙谷さん、そして一緒に登った山仲間に感謝です。
有難うございました。