<山行日程> 2019年7月28日(日)〜7月30日(火) [1日目] 神戸・京都 −<マイカー>− 奥飛騨温泉郷・ほうのき駐車場 − ジョイフル朴の木(ほうのき駐車場前、泊) |
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早朝からトラブルが有りましたが、神戸を午前6時ごろ出発出来ました。 |
ジョイフル朴の木でチェックインを済ませる。
夕食までの時間を利用して、銚子の滝を見に行きました。
水量が多く迫力満点。
滝壺の近くまで下りていく。
水しぶきと風圧で体が飛ばされそう。シャツがビチャビチャに。
可愛い花が咲いていました。
ツリフネソウ、ヤマアジサイ、などなど。
宿に帰って温泉へ。露天風呂もあって、スキー場の緑の斜面を眺めながら、ゆっくり浸かった。
夕食は地元の食材を使っているのでしょう、野菜が美味しい。
飛騨牛は柔らかくてとても美味しかった。
食事の後、オカリナの演奏会。
宿の前の駐車場で、ゆっくり聴かせて頂きました。
演奏者は、さつきちゃん、ともみちゃん、まゆみちゃん。
真っ暗な広い駐車場、星がたくさん見えます。
優しくて澄んだ音色が、静かな山に響きます。
♪コンドルは飛んでいく♪、星空の、、、♪、、、
オカリナの演奏、素敵でした。
[2日目] ジョイフル朴の木 − <シャトルバス・乗鞍スカイライン> − 畳平(標高:2,763m) − 肩の小屋 |
早朝、シャトルバスの乗り場へ乗鞍岳方面の運行状況を見に行った。
シャトルバスは予定の時刻に運行するようでした。良かった。
7時30分発のシャトルバスに乗車。
乗鞍スカイラインを通って標高:2,763mの畳平へ。
ジグザグの道を登っていくのですが、周囲はガスでほとんど見えない。
畳平に到着すると、青空が少しだけ見えた。期待が沸いてきました。
8時20分、 畳平を出発 |
鶴ヶ池の横を通って、長野県との県境広場へ。
東の空が明るい。
霧が流れ、高山植物に雫が付いていた。
瑞々しくて、とても綺麗。
イワギキョウ、イワツメグサ、コバイケイソウ、ヨツバシオガマ。
コマクサ。
ツユが付いてキラキラ輝いていました。
コマクサの群落。砂礫地の斜面に一杯。
コマクサ、イワツメグサ、綺麗です。
畳平を振り返る。ガスが流れ幻想的。
不消池(きえずがいけ)に雪渓が残っています。
神秘的で美しい色。
ミヤマダイコンソウ。黄色い花が印象的です。
長野県側のガスが晴れ、乗鞍エコーラインが見渡せます。
肩の小屋で小休止。
山頂付近はまだガスに包まれています。
剣ヶ峰を目指して登っていく人たちが見えます。
イワカガミ、遠くを眺めているように咲いていました。
かなり登ってきました。肩の小屋が小さく見える。
上に見えている稜線まで登ると傾斜が緩やかになる。
もう少し頑張ろう、、、
アオノツガザクラ、イワカガミ。
権現池。
青い水と雪渓が良い。
剣ヶ峰をガスが覆っています。
山頂の祠が見えました。最後の岩場を慎重に登ります。
青空が見えてきた。
沸き立つような雲、綺麗です。
登ってきた道を見下ろす。
よく頑張りました。
11時35分、 剣ヶ峰(標高:3,026m)に登頂 |
無事、登頂出来ました。良い景色です。
写真撮影したり、周囲の景色を楽しんだり、ゆっくり過ごす。
全員で記念撮影。
流れる雲、沸き立つ雲、青空、ハイマツの緑。
楽しい心地良い時間が流れていきます。
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肩の小屋まで下ってきました。
ハクサンイチゲを空に透かせて。
振り返ると、剣ヶ峰が聳えていました。
あんな高いところまで登ったんだ、、、と、ちょっと嬉しかった。
コマクサ。
太陽の光を浴びて、ピンクの花びらが一層鮮やか。
不消池(きえずがいけ)に日が差して、さざ波が立ってキラキラ輝く。
お花畑を通って畳平へ。
コバイケイソウの群落とミヤマキンポウゲの群落。
お花畑の木道を一周しました。
クロユリもたくさん咲いていました。
梅雨明けが遅かったことで、コマクサの開花が遅れていたようです。
可愛い花が見れて、ラッキーでした。
15時05分、 畳平に到着 |
シャトルバスで、ほおのき駐車場へ戻る。
マイカーに乗り換え、新穂高温泉・「穂高荘 山のホテル」へ。
温泉に浸かって、疲れた体を癒す。
ケーブルカーで下りていく露天風呂があります。
広くて景色が良い。川の音を聞きながら山を眺める。
そしてこの露天風呂、混浴でした。
美味しい食事を頂いて、ゆっくり過ごしました。
[3日目] 「穂高荘 山のホテル」 -
新穂高ロープウエイ・しらかば平駅 −<新穂高ロープウエイ> |
朝も露天風呂に浸かって、、、
この日の予定は、新穂高ロープウエイに乗って、展望台から山を眺める。
それと、周辺を散策。
下ってきてから上高地に行こうか、という感じで新穂高ロープウエイ・しらかば平駅へ向かいました。
観光客が多く、乗り場には長い列。
8:45の始発に乗れず、次の臨時 8:55発に乗ることが出来ました。
展望台へ出たのですが、西側の笠ヶ岳の山頂付近はガスに覆われていました。
西穂高岳方面を見上げると、やはり山頂付近はガスが掛かっています。
ガスが晴れるよう祈って、千石園地を散策することに。
9時30分、 西穂高口駅を出発 |
ゴゼンタチバナ。低木の下で静かに咲いています。
キヌガサソウなど、可愛い花がたくさん咲いていました。
原生林の中を散歩。
空気が爽やかで涼しい、もっともっと歩きたくなりました。
なんとも言えない心地よさ。
当初予定していた、上高地へ行く事を全員一致で変更することに。
登りはちょっとキツイけれど、ワクワクした気持ちで西穂山荘へ向かう。
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ギンレイソウ。
白くて神秘的は花。珍しい花に出会えました。
ガスに覆われた森。
しっとりとして、ホッとします。
西穂山荘手前の急な登りを、息を切らせながらゆっくり登った。
カエデの実、マイズルソウ、???、ハクサンフウロ、アキノキリンソウ。
可愛いお花がいっぱい。
12時00分、 西穂山荘に到着 |
西穂山荘で昼食。
ラーメンやおでん、お結びを頂きました。
山荘周辺も高山植物が多い。
ヤマトリカブト、ニッコウキスゲ。
クルマユリ、ハクサンフウロ、グンナイフウロ。
ガスが少しだけ上がり、六百山が薄っすら見えました。
東邦大学医学部の学生さんと記念撮影。
ここ、西穂高診療所にボランティアに来ているということで、
血圧や血中酸素濃度を測定して頂きました。
私達全員、数値は正常で高山病の影響は出ていない、と言われました。
13時15分、 西穂山荘を出発 |
クルマユリ。
かなり下って、
独標から西穂高岳へ続く尾根が見えてきました。
険しくて美しい尾根。
人が歩いている姿も見えました。
また登りたい山です。
登りのロープウエイで出会った素敵な女性、帰りの道でも出会いました。
凄い健脚で、独標を越え、次のピークを3個ほど登った所まで行ったそうです。
西穂高岳のすぐ近くまで行ったのでしょう。
同じ時間で、危険な岩場を含め私達の2倍以上歩いている。凄いです。
独標の上空をヘリコプターがホバリングしていました。
誰かケガをしたのでしょう。
一度離れて、10分ほどしてもう一度独標に近づき、その後長野県側へ飛んでいきました。
山は何が起こるかわかりませんね。
14時45分、 西穂高口駅に到着 |
展望台で素敵な女性と再会。
ヨガのポーズをしていたので、みんなで同じポーズに挑戦。
穂高連峰の山々が顔を見せてくれました。
山の自然と天候に感謝です。
無事下山できました。
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乗鞍岳は、比較的登りやすくて楽しい山。
高山植物が豊富で美しい。
西穂山荘までの稜線歩きは、爽やかな涼しい空気が流れていました。
冬の雪に覆われた穂高連峰を見てみたい、歩きたい。